特殊相対性理論について

光は、日常生活の中では直進しているだけの存在です。

しかし、光の波の波長が短いので直進しているように感じてしまいます。

そして1864年、物理学者として活動していた

James Maxwell(ジェームズ・マクスウェルです)さんは、

光自体が電磁波の波の1種として証明しました。

太陽の光は空気がない宇宙空間を通り抜けて地球へ降り注いでいます。

つまり、波を伝えらえる物質が存在しているからです。

目次

特殊相対性理論について

特殊相対性理論は、Albert Einstein(アルベルト・アインシュタインです)さんが

1905年に考案した理論です。

そして相対性理論は、空間や時間は観測者によって異なって見える事です。

つまり、相対的な存在です。

 

光の速さは、常に変わらないです。

距離÷時間=速さです。

光の速さは、秒速30万Km(キロメートルです)です。

そして光の速さが変わらない理由は、時間や空間が観測者によって異なっているからです。

多くの物理学者は、エーテルが存在している事を支持しました。

つまり、エーテルの風を測定できない理由を模索していました。

しかし、アルベルト・アインシュタインさんは、

空間と時間は固定化された存在として提唱しました。

エーテルと特殊相対性理論について

多くの物理学者は、真空中に光を伝える物質がある事に対して議論していました。

そして正体不明な物質は、エーテルとして肉眼になって探していました。

ちなみにエーテルは、自然哲学者として活動していた

Robert Hooke(ロバート・フックです)さんが命名しました。

しかし、エーテルが宇宙空間に存在している場合は、

自転や公転している地球に対して、常にエーテルの風を受けている事になります。

つまり、エーテルの風と同じ方向で光の速さが速くなります。

 

エーテルの風と反対の方向へ光の速さは遅くはずですが、

光の速さは地球の運動と関係がないです(地球は常に一定です)。

つまり、エーテル自体が正しくない理由になります。

さらに光の速さは、観測者が動いていても、止まっていても常に一定でした。

光の進行方向に移動して観測しても、光の進行方向と逆方向に動いて観測しても、

光の速さは秒速約30万Kmです。

動いている人と止まっている人の空間と時間について

秒速30万Kmで遠ざかっていく光を秒速10万Kmで追いかけていく物体があります。

そして地球上で止まっている人が物体を観察します。

光と追いかけている物体は、秒速20万Kmで離れているように見えます。

しかし、追いかけている物体は、光の速さは秒速30万Kmのままで進行しています。

つまり、秒速10万Kmで追いかけている人は、

止まっている人とは異なった空間と時間を経験しているからです。

 

止まっている人が動いている人を観察すると、時間が延びているように見えます。

止まっている人が動いている人を観察すると、進行方向へ縮んで見えます。

つまり、観測者によって変化します。

Aさんが離れた場所で起きた2つの出来事が同じ時刻だったとしても、

Bさんは出来事が違う時刻に起こった事になります。

実は、矛盾している訳ではなく、相対的な立ち位置です。

 

止まっている人と動いている人は、異なる空間と時間を経験している事になります。

そして止まっている人が動いている人を見ると、時間が遅く進んでいるように見えます。

さらに止まっている人が動いている人をみると、縮んで見えます。

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