リンスとコンディショナーについて
髪の表面からダメージを修復するリンスやコンディショナーは、
シャンプーの後にする事が多いです。
そして昔は、女性が長い髪をとく時にクシ通りを良くする為にリンスを使う人が多かったです。
しかし、ヘアカラー(頭髪向けの塗料です)の流行によって、
バージンケア(カラーリングやパーマなどをしていない髪です)が減少していきました。
一般的なリンス剤が減って、コンディショナー剤が出現しました。
さらに、髪全体のダメージを修復する為には、全体に満遍なく行き渡らせる必要があります。
目次
リンスとコンディショナーについて
リンスは、髪の表面を滑らかにする洗髪剤です。
別名はコンディショナー、ヘアリンス、ヘアコンディショナーなどです。
そして髪のダメージの大きな原因は、毛先質の間充物質の漏出です。
さらにコンディショナーは、髪に有効成分を与えて髪のダメージを修復する働きがあります。
つまり、コンディショナーはリンスの進化系です(トリートメント効果入りのリンスです)。
さらにリンスは、髪表面のキューティクル(毛表皮です)を整えて滑らかさを演出して、
コンディショナーは髪の表面と内部の両方を演出します。
ちなみに良いコンディショナー剤は、タンパク質やアミノ酸などによって、
漏出しないようにしてくれる効果があります。
リンスやコンディショナーの実践方法について
①シャンプーと同量のリンス剤を手に取ります。
シャンプー後、水気を軽くとって(水が垂れない程度です)、
リンス剤を適量手に取っていきます。
手に取ったリンス剤を両手に軽くのばしていきます。
②毛先にしっかり揉み込みます。
両手で髪を包みながら、リンス剤を毛先から揉み込むように付けます。
毛先は、傷みが目立つのでしっかりと付けます。
しかし、地肌にはつかないように注意をしましょう。
地肌に付けてしまうと、フケやかゆみの原因に繋がります。
③全体に馴染ませます。
毛先に馴染ませた後、中間部から全体へとなじませていきます。
特に目の粗いブラシを利用すると、
地肌に付けないように細心の注意を払います。
④頭頂部から洗います。
そのまま湯で洗い流します。
頭頂部から髪全体に湯を流して、髪の中間部は手ぐしを通じて流します。
地肌にリンス剤を残さないように後頭部からも洗います。
ちなみに地肌はしっかりと洗って、髪にはリンス剤が少し残る程度が目安です。
リンス剤の有効成分は、髪の表面を整えてくれるので、
少し残して洗い上げます。
⑤毛先だけブラシでとかします。
軽く水気をきって、粗めのブラシで毛先のもつをスムーズにします。
濡れた状態の髪は、傷みやすいので優しく丁寧に行います。
⑥しっかりと水気を取ります。
髪全体から毛先に水分を集めて、水気をきります。
地肌は水気が残りやすいので、しっかり取っていきます。
地肌に水気が残ると、臭いの原因に繋がります。