うさぎの仕草について
兎は、喜怒哀楽がはっきりしている動物です。
様々な仕草をするので、ウサギ自身の気持ちや表情を表現しています。
つまり、うさぎを理解する為には人間とのコミュニケーション(心の会話です)が大切です。
兎を観察すると、うさぎの生態や行動パターンが把握しやすくなります。
ちなみにうさぎは、耳介が大きな小動物です。
音や風のする方向へ耳の正面が向くように耳介を動かす事ができます。
毛細血管が透けて見える大きな耳介を風にあてる事で体温調節をしています。
目次
うさぎの仕草について
①モノを齧る
兎の本能的な行動パターンです。
特にしつけで対応する事が難しいです。
コード類を齧ると危険なので、兎の周囲に貴重品を置かないようにします。
代用品は、かじり木で対応すると良いです。
②穴を掘る
兎の本能的な行動パターンの1つです。
しつけで対応する事が難しいです。
部屋を傷つけないように段ボールを有効活用します。
自由に掘れる場所を確保する事が大切です。
③顎をつける
家具に顎をつける事があります。
兎は、縄張りを把握する為に自身のマーキングを付けています。
目新しいモノに対して、兎自身の匂いを付けていきます。
ちなみに、しつけで対応する事が難しいです。
うさぎの喜について
①飛ぶ
凄く機嫌が良い時は、その場で高く飛びます。
左右にジャンプしたりする兎もいます。
②あくび
穏やかな気分になっています。
リラックスしている時は、あくびと伸びをしている場合があります。
③床に寝転がる
リラックスしている状態です。
そして、寝転びながら目を開けたまま寝てしまう事もあります。
特に足を伸ばして床にお腹を付けている時は上機嫌です。
④急に走り出す
楽しい時は、テンションが上がるので急に走り出します。
野生の本能的に野山を駆け回っているイメージです。
うさぎの怒について
①前足で殴る
かなり怒っている状態です。
特に噛みついてきたり、頭突きをしてくると危険なサインです。
つまり、兎パンチです。
②後ろ足を叩きます
別名は、足ダン、スタンピングです。
不満な事が発生した時に後ろ足で床を叩きます。
特に知らない音がしたり、威嚇する時などに起こりやすいです。
うさぎの本能的に兎仲間に危険を知らせる行為です。
さらに、雄同士が威嚇する時も使用します。
③モノをひっくり返す
兎の餌入れをひっくり返したり、お腹が空いてくるとアピールしてきます。
しかし、様々なモノをひっくり返す事で
ご飯が食べられる事(悪い癖です)を覚えてしまうので要注意です。
④ゲージを齧る
ケージ(ウサギの小屋です)から出たい時や
飼い主さんともっと構ってほしい時に起こりやすいです。
そして、ケージの噛む音が激しくなったりしますが危険です。
誤ってゲージから出してしまうと、
変な癖が付きやすくなるので甘えすぎないようにしましょう。
うさぎの哀について
①パニック状態
恐怖を感じると、素早く逃げ回る事があります。
②急に驚く
聞き慣れない音がしたりすると、兎の体が震えて警戒心を表現します。
そのまま逃げたり、狭い場所に隠れたりします。
③硬直状態
恐怖を感じて動けなくなってしまう兎がいます。
じっと固まっている場合は、逃げるタイミングが計っています。
④後ろ足で立つ
後ろ足で立ってから1点をじっと見つけている時があります。
周囲が安全地帯かどうかを確認しています。
少し警戒しているので、不安な気持ちになっている事が多いです。
うさぎの楽について
①足元を8の字で走り回る
飼い主さんと遊びたい時に起こりやすいです。
兎が発情している時やおやつを強請る時も起こりやすいです。
②飼い主さんの後ろをついて行く
飼い主さんと構ってほしい時に起こりやすいです。
甘えながら飼い主さんの歩くタイミングで動く事があります。
③飼い主さんを舐める
飼い主さんの指や手などを舐めている時は、甘えたい時期です。
つまり、飼い主さんを舐める事は信頼関係が築けている事に繋がります。
④飼い主さんの手の下に頭を入れる
飼い主さんの手の下に潜り込んだ場合は、甘えたいサインです。
うさぎの頭や耳を優しく撫でてあげる事で兎が喜びやすくなります。