妊娠のやり方について【妊娠・出産・育児マニュアル】

そろそろ赤ちゃんが欲しいと思った瞬間、何をしますか?

夜の営み?、交尾??、エッチ???、違います。

妊娠ができる状態になっている事が何よりも重要です。

そして妊娠のやり方は排卵、子宮環境、体力が必要です。

さらに産婦人科や婦人科を受診して、血液検査や内診などを受けて現状を確認できます。

ちなみに妊娠や出産に大きな影響力を担っているのが、女性ホルモンです。

目次

妊娠について

妊娠は、受精した卵子を子宮内で発育させる事です。

女性の体は、エストロゲン(卵胞ホルモンです)とプロステロン(黄体ホルモンです)などの

女性ホルモンの影響を大きく受けています。

血液検査を行う事で、女性ホルモンの状態を確認して排卵日を予想したり、

月経不順などのトラブル、不妊症の原因を探ったりする事ができます。

 

妊娠がしにくい状態は、女性ホルモンの乱れによって卵巣のトラブルや子宮のトラブルです。

主な卵巣のトラブルは高プロラクチン血症、甲状線機能異常などです。

主な子宮のトラブルは子宮内膜症、子宮筋腫などです。

そして高度の肥満や体重減少などの病気がある場合は、

治療に時間がかかって妊娠できない可能性があります。

妊娠力について

妊娠力を上げる主な3つのポイントがあります。

①卵巣機能…排卵に適している環境が必要です。

月経不順の場合は、クリニックでAMH(アンチミュラーリアンホルモンです)の測定ができます。

産婦人科で診察して確認できます。

 

②子宮機能…赤ちゃんが育てやすい環境が必要です。

子宮癌検査やクラミジア感染症の確認などは要注意です。

産婦人科で診察して確認できます。

 

③全身…妊娠期間や出産時に耐久できる体力が必要です。

持病や感染症などは、生まれてくる赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があります。

母親の母子健康手帳などで確認できます(感染症に関する既住歴です)。

女性ホルモンの種類について

女性ホルモンは、女性特有の体の機能を働かせる為に必要不可欠な生理活性物質です。

そして女性ホルモンは、一定量が分泌されるのではなく増減が変動します。

毎月、月経によって妊娠の準備を行います。

その後、体を妊娠可能な状態に整えていきます。

無事に妊娠できれば出産に向けて妊娠状態を維持して、

妊娠が成立しなければ子宮環境をリセットします。

翌月の妊娠の準備を始めて、閉経まで繰り返し行います。

 

さらに女性ホルモンは、年齢を重ねるごとに分泌量が変動します。

初潮の時期は、分泌量が増え始めます。

20代女性〜30代女性の時期は、ピークを達します。

35歳頃から徐々に減少して、分泌が止まって閉経を迎えます。

基本的には、できるだけ早く妊娠に向けて動き出した方が妊娠に向いています。

ちなみに、加齢の影響を大きく受けます。

女性ホルモンの種類について

●エストロゲン…卵巣の卵胞が成長すると分泌させるホルモンです(妊娠がしやすい体作りです)。

●プロゲステロン…卵巣から卵子が排卵されてから分泌されるホルモンです(子宮作りです)。

●オキシトシン…出産後の子宮回復や母乳の分泌促進などの働きがあるホルモンです。

●プロラクチン…妊娠後に分泌量が増えて、乳腺の発育を促進するホルモンです。

●LH…排卵を引き起こすプロゲステロンの分泌を促すホルモンです(黄体化ホルモンです)。

●FGH…卵胞が成熟して排卵できるまで、卵胞の成長を促すホルモンです(卵胞刺激ホルモンです)。

●AMH…発育途中にある排卵から分泌させるホルモンです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です