ネクタイについて
清潔感が漂うスーツを着用して、仕事現場に行く時に欠かせないファッションアイテムがあります。
ワイシャツと組み合わせる事によって一層魅了的な印象を見出してくれるネクタイは、
フォーマルな場所やカジュアルな場に最適な装飾品です。
そしてクールビズが流行っている現在は、暑苦しいネクタイに関心が抱けない事もあります。
環境に応じてネクタイを選ぶ事が大事です。
ちなみにクールビズは、衣服の軽装化です。
目次
ネクタイについて
ネクタイは、首周りの装飾品(身を飾る工芸品です)として巻く布です。
別名は襟締めです。
基本的には、男性向けの洋装です。
ワイシャツの襟下を通して、喉仏付近で結び目を作って前に下げます。
女性向けの場合は、制服としてネクタイを着用する事があります。
カジュアル・ファッションの多様化によって、種類が豊富です。
しかし、高温多湿の気候は不向きです。
そしてネクタイのズレを防ぐネクタイピンは、見た目を良くする効果もあります。
さらに柄は、ストライプ(斜め模様です)やチェック(縞模様です)が人気です。
主なネクタイ用語についてです。
●ブレード…前に下げている太い部分です。
●スモールチップ…首に巻く細い部分です。
●ノット…ネクタイの結び目です。
●フォア・イン・バンド(プレーンノット)…太いネクタイです。
●ウィンザーノット…ボリューム感があるネクタイです。
●ハーフウィンザーノット…逆三角形型のネクタイです。
●ディンプル…ネクタイの結び目に作る窪みです。
●シングルディンプル…中央部分に1つだけを作る窪みです。
●ダブルディンプル…左右に2つを作る窪みです。
主なネクタイ色についてです。
●赤色…アピール的な印象を与えます。
●黄色…協調的な印象を与えます。
●青色…控えめな印象を与えます。
●紺色…日本人に人気が高い色です。
●紅色…アメリカ人に人気が高い色です。
●茶色…フランス人に人気が高い色です。
●黒色…弔事向けの色です。
●銀色…慶事向けの色です。
主なネクタイの素材についてです。
●ポリエステル…耐久性が高い素材です。
●ウール…吸湿性が高い素材です。
●綿…肌触りが良い素材です。
主なティアラの種類について
●蝶ネクタイ…夜の礼装向けのネクタイです。
【参考画像】
●クロスタイ…十字型のネクタイです。
【参考画像】
●ニットタイ…編んだネクタイです。
【参考画像】
●アスコット・タイ…蝉型のネクタイです。
【参考画像】
●ダービー・タイ…先端が剣先風のネクタイです。
【参考画像】
●ジャボ…襞の付いた胸飾り用のネクタイです。
【参考画像】
ネクタイの歴史について
17世紀、ルイ13世を守る為にクロアチア兵士が、
フランスに訪れた時に首に巻いていたスカーフが起源という有力な諸説があります。
18世紀、首に布を巻くスタイルが兵装として採用されました。
その後、男性の正装としてクラバット風(クロアチア兵士が着用していた布です)のネクタイが一般化しました。
19世紀、イギリスでクラバットの結び目のみを残したボウタイ(蝶ネクタイです)が登場しました。
当時の人々は、ネクタイをする事は紳士の最低限の務めだという認識をされていました。
そしてネクタイは、男性衣料の中でも贅沢品というポジションの1つになりました。
ネクタイを見ればその人の社会的地位や育ちが一目でわかるとして考えられていました。
さらにユニークなネクタイほど、上流階級同氏の相互確認の暗号機能として利用されていました。
現在は、男性のフォーマルスタイルとして利用されています。
ネクタイのサイズについて
●剣幅…ネクタイ剣先大部分の先端から端まで測った値です。
日本の主なネクタイのサイズ表についてです(参考値です)。
サイズ | 剣幅 |
---|---|
ミニサイズ | 約6.0㎝ |
スモールサイズ | 約7.0㎝ |
スタンダードサイズ | 約8.0㎝ |
ロングサイズ | 約8.5㎝ |
ビッグサイズ | 約9.0㎝ |