緑内障の仕組みについて
緑内障は、原因や発症が様々なパターンに分類できます。
健康診断で眼圧に異常がない場合でも、油断できない理由があります。
40歳以上の緑内障の主なパターンは、正常眼圧緑内障が72%(パーセントです)程度、
原発閉塞隅角緑内障が13%程度、続発緑内障が9%程度、原発開放隅角緑内障が6%程度です。
ほとんどの緑内障は、先立つ病気がないまま発症して行きます。
特に眼圧で発症する事例が多いです。
緑内障の仕組みについて
緑内障は、視神経が障害されて視野(見える範囲です)が徐々に狭くなる病気です。
主な治療方法は、視神経の負担を減らす事です。
治療前の眼圧が高い場合や正常眼圧の場合は、房水の流れの改善が重要です。
つまり、眼圧を下げる事が大切です。
病気の進行は緩やかに推移して行くので、できるだけ早い段階で治療が好ましいです。
隅角の状態によって、治療の手順が異なります。
●房水は、角膜と水晶体の間を満たしている透明の液体です。
●隅角は、目の角膜と虹彩の間の部分です。
①原発緑内障
加齢と共に起こりやすい緑内障です。
②続発緑内障
病気の影響で眼圧が上がる事で生じやすい緑内障です。
③発達緑内障
先天的な原因で隅角の発達異常がある場合に発症しやすい緑内障です。
20代までに発症する事が多いパターンです。
④原発閉塞隅角緑内障
排水口が塞がったり、房水がごく僅かしか排出されなくなる場合に起こりやすい緑内障です。
加齢と共に厚みを増した水晶体に押し出された虹彩が排出口を塞ぎやすくなります。
完全に塞がってしまうと、急激に房水の量が増えます。
つまり、急性発作が起こる危険性があります。
主な治療方法は、レーザー治療が多いです。
ちなみに、原発緑内障の1種です。
●水晶体は、眼球内部にあるレンズの役割がある透明な組織です。
●虹彩は、瞳孔の周りに色が付いた部分です。
⑤原発開放隅角緑内障
排出口のフィルターである線維柱帯が目詰まりをして、
房水が流れにくくなって生じる緑内障です。
網目状の線維柱帯に老廃物が溜まっている状態です。
主な治療方法は、薬物療法が多いです。
ちなみに、原発緑内障の1種です。
●線維柱帯は、眼球内の房水が流出する経路にある網目状の組織です。
⑥原発開放隅角緑内障(眼圧が正常範囲の場合)
10mmHg(ミリメートルマーキュリーです)程度〜21mmHg程度です。
つまり、正常眼圧緑内障です。
ちなみに、原発緑内障の1種です。
⑦原発開放隅角緑内障(眼圧が高いの場合)
22mmHg以上です。
ちなみに、原発緑内障の1種です。
