眼内レンズについて

白内障手術で眼内レンズの選び方が重要です。

そして任意の1点だけよく見える単焦点レンズは、健康保険が適用できます。

さらに近視・遠視・乱視・老眼などの近くも、遠くも、中間も裸眼で

見えやすい多焦点レンズは、手術する事で自費治療になります。

しかし、費用だけで判断する事は危険です。

ちなみに白内障は、目の水晶体が濁る事で視力低下・かすみ・

眩しさ・モノが二重に見えるなどの症状が現れる病気です。

目次

眼内レンズについて

単焦点レンズは、手術後に眼鏡が必要です。

購入費が発生するので、着脱の面倒さがあります。

多焦点レンズは、裸眼で見える範囲が広いです。

眼鏡なしでほとんど見えます。

つまり、眼内レンズは目的に合わせて慎重に選ぶ必要があります。

読書の場合は、近くを見える事を重視します。

運転の場合は、遠くもしっかり見える事を重視します。

単焦点レンズについて

ピントが合う距離が1つだけのレンズです。

つまり、最も重視する距離に合わせて度数を選びます。

多焦点レンズについて

ピントが数ヶ所程度に合うレンズです。

2焦点、3焦点、拡張型焦点などがあります。

乱視が矯正できるタイプやブルーカットできるタイプなどの様々です。

夜間の光が滲むハロー現象や散乱光で見えにくいグレア現象が生じる場合もあります。

しかし、時間の経過で減少しやすいです。

●ブルーカットは、波長が約380nm(ナノメートルです)程度~495nm程度の青色光です。

●ハロー現象は、太陽や月の周りに現れる光の輪の事です。

●グレア現象は、不快感やモノの見えづらさを生じさせる眩しさです。

多焦点レンズの種類について

①拡張型焦点レンズ

距離と関係なく、自然な見え方になりやすいレンズです。

近くから中間、中間から遠方の選択肢があります。

左右で度数を変えるマイクロモノビジョン法で全範囲を対応できます。

特にブルーライトをカットする機能もあります。

つまり、最も人気が高いレンズの1つです。

●マイクロモノビジョン法は、白内障手術で眼内レンズを挿入する際に、片方の目を遠方視、

もう片方の目を近方視、左右の眼内レンズの度数にわずかな差を付けて装用する事によって、

裸眼で遠くから近くまで見える範囲を広げる方法です。

 

②遠中近3焦点レンズ

近方視2ヶ所(読書、パソコン、自動車の運転などの目的です)と

遠方視1ヶ所の3焦点のレンズです。

基本的に読書時と車の運転時によく見えます。

しかし、10年程度後までにレンズに、水の分子が入り込んでグリスニング(混濁です)が

起きやすく、視力低下が弾き起こる可能性があります。

ちなみに混濁が起こった後は、レンズを切断して小さくして取り出します。

つまり、手元・パソコン画面・遠くも見たい人が向いています。

●グリスニングは、白内障手術後に挿入される眼内レンズに水泡(濁りです)が

現れる事でレンズの表面や内部に生じる混濁です。

 

③乱視矯正多焦点レンズ

多焦点レンズは、近くと遠くが見えます。

しかし、乱視がある場合は、乱視の矯正が快適な見え方が重要です。

乱視矯正もできる多焦点レンズは、原則眼鏡なしでよく見えやすいです。

つまり、乱視があっても裸眼で広範囲見たい人は向いています。

 

④遠近2焦点レンズ

光を遠近両方に分けるので、近くと遠くの見え方が非常に良いです。

細かい文字も遠くのモノもくっきり見えやすいです。

しかし、中間距離は見えにくいです。

つまり、文字を読みたい人・外出時に遠くもはっきり見たい人に向いています。

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