扇風機とサーキュレーターについて

扇風機とサーキュレーターは、風を引き起こす生活家電です。

しかし、実際は吹き出す風や目的が異なります。

そして扇風機は、弱いスパイラルが生じます。

後方から広く、ゆっくり空気を吸い込んで風を大量に送り出します。

さらにサーキュレーターは、強いスパイラルが生じます。

筒で直進性がある風を形成して、特定の方向に送り出します。

扇風機とサーキュレーターについて

扇風機は、風に当たって涼しさを目的とした家電です。

サーキュレーターは、室内の空気を一定の流れで形成し続け事を目的とした家電です。

扇風機について

ファン（羽根です）の回転によって、羽根が空気を押し出す事で風を生じさせています。

回転方向に対して、角度が付いた羽根があります。

つまり、前方に向かって押し出される風は外部に向かって広がりながら吹きます

 

一般的に羽根の枚数が多いと、自然な風を形成できます。

特に低速回転は、柔らかい風になって快適な風が利用できます。

ちなみに扇風機は、首の伸縮、風の強弱、静音性などの機能が充実しています。

扇風機を動かしているモーターは、主に2種類に分類されています。

 

①ACモーター

交流モーターで羽根を回す扇風機です。

時間が経過すると、電流値や電圧値がプラスマイナスを繰り返して波状に変化します。

基本的に強い風を送る事ができます。

電力の周波数によって回転数が制限されるので、制御が難しいです。

つまり、弱・中・強の3段階で構成されています。

ちなみに本体価格は、安価です。

 

②DCモーター

直流モーターで羽根を回す扇風機です。

時間が経過すると、電流値や電圧値が一定に保ちます。

交流モーターよりも消費電力が低いです。

電力調整によって風量（回転数です）を制御できます。

つまり、細かい風量調整ができます。

ちなみに本体価格は、高価です。

サーキュレーターについて

エアコンの暖気や冷気を部屋中に満遍なく行き渡らせる事によって、

室内を平均化する事ができます。

つまり、強い風を真っ直ぐに送る事が重要です。

基本的にファンの前方に風切り羽根を付けて、

外部に向かって広がろうとする風を遮って向きを変えます。

最終的に螺旋を描きながら直線状に空気が動く為に誘導します。

そしてサーキュレーターは、ファンの回転が扇風機よりも速いです。

前方の風切り羽根に風が当たるので、扇風機よりも音が大きいです。

 

①夏（冷房時です）

床に溜まった空気を部屋中に拡散させて循環します。

 

②冬（暖房時です）

天井に風を送って、上部の暖気を部屋中に循環します。