ドレスシャツ&ワイシャツについて

礼服用に着こなせるシンプルなフォーマル系の服があります。

ドレスシャツは、ネクタイに適用した無地のシャツが印象的です。

色や柄入りのシャツとは異なるワイシャツと親しい関係がある清潔感が溢れる衣服の1つです。

一般的な最新ビジネスシーンで活躍できるドレスシャツは、

おしゃれなコーディネートには欠かせない定番アイテムです。

目次

ドレスシャツ&ワイシャツについて

ドレスシャツは、前開きでボタンや襟などが付いているシャツです。

別名は、ワイシャツです。

基本的には、クールビスなどのビジネスシーンで着こなすスタイルが多いです。

そしてチャームポイントであるネクタイを装着する事が一般的です。

さらに、ワイシャツやカッターシャツなどのスーツの下に着用するシャツの事です。

日本では、ワイシャツとして普及しています。

ワイシャツは、明治時代以降に和製英語として浸透しました。

ちなみにドレスシャツは、シャツの総称です。

特に紳士服店で使用されています。

ドレスシャツの襟は、襟先や角度によって様々なデザインがあります。

スタイリッシュな演出を与えてくれるので、フォーマルなスタイルが期待できます。

 

主なドレスシャツ生地の原材料についてです。

ポリエステル…耐久性が高い素材です。

綿…吸水性が高い素材です。

…汚れが落ちやすい良い素材です。

ロイヤルオックスフォード…通気性が高い素材です。

ヘリンボーン…高級感が高い素材です。

ドビー…多様な模様がある素材です。

ブロード…光沢感がある素材です。

主なドレスシャツの襟について

レギュラーカラー…スタンダートな襟です。

襟先開きは、75°(度です)~90°程度です。

正装、ジャケット等に相応しいスタイルです。

ロングポイントカラー…襟先の長さが長い襟です。

襟先は、90mm(ミリメートルです)~100mm程度です。

ショートポイントカラー…襟先の長さが短い襟です。

モダン着として使用されています。

襟先は、60mm以下です。

別名は、スモールカラーです。

ナロースプレットカラー…両襟の開きが狭い襟です。

襟先開きは、60°程度です。

ワイドカラー…両襟の開きが広い襟です。

襟先開きは、100°~180°程度です。

伝統的なイギリス式のスタイルです。

別名はワイドスプレッドカラー、ウィンザーカラーです。

ホリゾンタルカラー…最も両襟の開きが広い襟です。

襟先開きは、180°程度です。

ネクタイと相性が良く、カジュアル系統にも対応しています。

ウィングカラー…襟先が前に折れている襟です。

襟先開きは、180°程度です。

タキシード、蝶ネクタイと相性が良いです。

別名は、バタフライカラーです。

スタンドカラー…折り返しの襟先がない襟です。

書生風味があるシャツで、スタンドカラー上に着物を着て袴を着用します。

別名はマオカラー、立ち襟です。

ドゥエボットニ-カラー…襟先が大きい襟です。

第1ボタンには、2個のボタンが付加されています。

襟が高いので、クールビズに適しています。

別名は、デュエボットーニです。

ドゥエボットニ-カラー…襟先端をボタンで留める襟です。

Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズです)の創業者である

John Brooksさん(ジョン・ブルックスです)が考案しました。

カジュアルなアメリカン・スタイルに適しています。

主なドレスシャツのカフスについて

シングルカフス…袖に折り返しがないカフスです。

【参考画像】

ボタンが2個ついています。

多くのカフスに採用されている標準サイズです。

ダブルカフス…カフスを折り返して2重にしたカフスです。

【参考画像】

大きな特徴は、カフスボタン(カフリンクスです)で留めています。

礼装用に使用されています。

ツーボタンカフスspan>…ボタンが2つ付加されたカフスです。

【参考画像】

袖口をしっかり留める事ができます。

ターンナップカフス…肘方向に折り返したカフスです。

【参考画像】

大きな特徴は、エレガントな演出が期待できます。

別名は、ターンビックカフスです。

アジャスタブルカフス…ボタンが2個付加されたサイズ調整が可能なカフスです。

【参考画像】

内側のボタンを留める事によって、袖口周辺の寸法を調整できます。

ドレスシャツの歴史について

元々は、男女共用の下着として使用されていました。

16世紀~17世紀、服の切れ目で下着を見せる事が流行りました。

20世紀、イタリアでアウターとして着用されるようになりました。

アウターウェアは、外側に着用する衣服です。

そして日本では、ワイシャツとして普及して、中衣に分類されていました。

1930年、トランクスやブルーフなどが誕生するまでは、

ワイシャツの両脇が短く、一番下のボタンが余っていました。

ちなみに現在では、ボタンを紛失した際に予備用として利用されています。

その後、胸付近にバッチポケットが付加されているのは、

アウターとして着用されるようになったからです。

現在は、男性の背広の下に着用される機会が多いです。

ドレスシャツのサイズについて

袖丈…肩先から縫い目袖口までを直線で測った値です。

肩幅…右肩先端から左肩先端までを直線で測った値です。

首周り…のどぼとけの下周辺で直線で測った値です。

胸周り…両脇の下周辺で直線で測った値です。

胴周り…へそ周辺で直線で測った値です。

腰周り…腰の一番頂上で直線で測った値です。

日本の主なドレスシャツのサイズ表についてです(参考値です)。

サイズ 袖丈 肩幅 首周り 胸周り 胴回り 腰回り
Sサイズ 約83.0㎝ 約42.0㎝ 約37.0㎝ 約104.0㎝ 約88.0㎝ 約97.0㎝
Mサイズ 約83.0㎝ 約44.0㎝ 約39.0㎝ 約108.0㎝ 約92.0㎝ 約101.0㎝
Lサイズ 約85.0㎝ 約46.0㎝ 約41.0㎝ 約112.0㎝ 約96.0㎝ 約105.0㎝
LLサイズ 約87.0㎝ 約48.0㎝ 約43.0㎝ 約116.0㎝ 約100.0㎝ 約109.0㎝
3Lサイズ 約87.0㎝ 約50.0㎝ 約45.0㎝ 約120.0㎝ 約104.0㎝ 約113.0㎝

 

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