連結決算と単独決算について
投資家や債権者は、グループ企業の連結決算書を確認する事で、
全体経営状態を把握しやすいです。
そして、投資や融資などの判断材料に繋がります。
さらに、親企業と子企業のどちらも株式上場されているケースがあります。
親会社の連結決算書の1部が子会社の連結決算書になります。
多くの上場企業は、関連企業を保有しています。
事業を拡大させる事が期待できます。
目次
連結決算と単独決算について
連結決算は、親会社と子会社を合わした決算です。
単独決算は、1社だけ行う決算です。
連結決算書は、連結決算によって作成された決算書です。
単独決算書は、単独決算によって作成された決算書です。
連結決算について
連結決算は、親会社と子会社を合算して連結で決算をします。
親子間の取引は、計上されません。
グループ全体で勘定科目が合算されるので、実際の経営状態が分かりやすいです。
単独決算について
単独決算は、グループ全体ではなく親会社が所有している子会社の
企業それぞれが単独で決算をします。
しかし、グループ内の会計操作の不正を見抜くのが難しいです。
利益や負債を親子間で取引するので、経営状態が外部から分かりにくいです。