臨床検査技師について

診断に欠かせない検査の場で専門職が活躍している臨床検査技師がいます。

そして病気の診断を行う際に、様々な検査が必要です。

検査を行う専門職が臨床検査技師です。

さらに実施できる検査の範囲は、臨床検査技師等に関する法律で決められています。

具体的に一般検査、血液検査、生化学検査、

免疫検査、微生物検査、病理・細胞診検査などです。

臨床検査技師について

臨床検査技師は、医療機関で様々な臨床検査を行う技術者です。

主に医師や歯科医師の指示の下、微生物学的検査、血清学的検査、血液学的検査、

病理学的検査、寄生虫学的検査、生化学的検査を行います。

つまり、医師の診断の補助として患者さんの採血をする事もあります。

ちなみに病院、健診機関、検査会社で活躍しています。

 

一般的に臨床検査技師は、4年制の大学、3年制の短期大学や専門学校などで

臨床検査技師の養成課程を修了して、国家試験に合格する必要があります。

そして心電図、呼吸機能検査、脳波検査、超音波検査、眼底写真検査、

眼振電図検査、聴力検査などの人体を検体とする生理学検査は、

医師の補助として行う場合のみ実施が認められています。

 

医療機関で働いている臨床検査技師は、検査会社で働いている場合もあります。

癌の診断に欠かせない細胞診(スライドガラスに付けられた細胞を顕微鏡で診て

悪性度を観る検査です)を行う細胞検査士や超音波検査士などの

より専門的な認定資格を目指す技師も増えています。

 

①一般検査

具体例は、尿検査、髄液検査、関節液検査、便潜血検査などです。

 

②病理検査

検査や手術で採取された細胞・組織・臓器の1部を

顕微鏡を診て、良性や悪性などを判断します。

 

③血液検査

血液を採取して、病気の有無や症状を調べます。

 

④生理学的検査

患者さんの体を直接調べる検体検査です。

具体例は、心電図、超音波、脳波検査などです。

 

⑤生化学検査

採取した血液を分析装置で分析して数値化します。

 

⑥微生物検査

喀痰・痰・便などを分析して、ウイルス・細菌・真菌の有無や感染の原因を調べます。

 

⑦免疫検査

液を調べて、感染によってできた抗体があるかどうかを調査したり、

ホルモンの量などを分析します。

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