おむつ替えについて【妊娠・出産・育児マニュアル】
おむつが汚れたら、その度に替えていきます。
そして0歳〜3ヶ月程度の赤ちゃんは、おしっこやうんちの回数が多いです。
赤ちゃんが泣いて知らせる前に、汚れていないかこまめにチェックします。
さらに紙おむつは、着脱が簡単なので手軽に利用できます。
吸水性に優れているので、就寝中や外出時でも安心です。
ちなみに布おむつは、繰り返し使えるので日中に向いています。
上手く使い分けると、赤ちゃんにあったモノを見つけましょう。
目次
おむつ替えについて
おむつ替えは、下着を替える事です。
オムツは、排泄物を補足する為の下腹部に着用する紙や布です。
紙おむつについて
①新しい紙おむつを下に敷きます。
紙おむつを広げて、太もも周りの立体ギャザーを引き上げておきます。
新しいおむつを汚れたおむつの下に差し入れます。
②おむつを開いて、足を持ち上げます。
汚れたおむつを開いて、足は絶対に引っ張らずに膝が伸びない程度にそっと持ち上げます。
脚の裏がV字になるようにして、赤ちゃんの顔の方へ少し斜めに持ち上げます。
③細かい部分まで汚れを拭きます。
陰部、お尻、シワやくびれなどの細かい部分まで丁寧に拭きます。
男の子と女の子によって、扱い方が違います。
最後に新しいお尻拭きでもう1度拭きます。
ウンチを残さないようにしましょう。
④汚れたおむつを外します。
使用したおむつ拭きを汚れたおむつにのせて、
汚れた面を内側にして手前からクルクルと丸めます。
赤ちゃんの足をそっと持ち上げて、お尻から外します。
⑤新しいおむつのテープを留めます。
新しいオムツの立体ギャザーでお尻をすっぽり包み込むように当てます。
男の子の場合は、ちんこを下に向けるようにします。
お腹周りに指2本分程度のゆとりを持たせながら、テープを左右対称に留めます。
⑥最後に確認します。
へその緒がついている、おへそがジクジクしている場合は、
おむつがかからないようにテープの留め方やゆとりをチェックします。
足の動きの妨げにならないように足の開きがM字になっているか、
ギャザーの部分が外に出ているかを確認します。
布おむつについて
①横長に置いて整えます。
布おむつ1枚を横長に置いて、シワを綺麗に伸ばしていきます。
②手前に半分に折ります。
長い方の辺を奥から手前に倒して、2つ折りにします。
③左端を内側に折り返します。
左を内側に折り返します。
指4本分が目安です。
その後、半分に折ります。
④右端を合わせて折ります。
右端を持って、折り線の左端に合わせます。
布おむつの折り方は、使いやすいようにアレンジしても大丈夫です。
⑤布おむつをカバーの上に置きます。
赤ちゃんのお尻の位置を合わせて、カバーを留めます。
男の子の場合は、おしっこが出る前側に折り返した熱い部分が当てます。
女の子の場合は、おしっこがお尻側にまわりやすいので後ろ側に厚くします。
お尻の拭き方について
①男の子の場合
ちんこと陰嚢は、裏側に汚れがたまりやすいので注意です。
両ワキ、肛門、お尻全体も拭きます。
②女の子の場合
外陰部は、上から下へ拭きます(会陰〜肛門です)。
逆に拭くと、大腸菌が尿道口に入って炎症を引き起こす可能性があります。