頸椎症について

加齢によって、頸痛椎間板の退行変性が進行します。

骨棘の形成や靭帯の変性が起こりやすく、頸部に痛みが生じる頸椎症が出やすいです。

主に脊髄症や頸椎症性神経根症もあります。

そして脊髄症は、背骨のそれぞれの骨の間の組織(椎間板です)が膨らんだり(膨隆です)、

背骨の中の神経が通るスペース(脊柱管です)の中にある神経(脊髄です)が圧迫されて、

手足の運動がしにくくなったり、痺れの症状が出る症状です。

さらに頸椎症性神経根症(頸椎症です)は、加齢による頚椎の変形が原因で

首から腕や手にかけての神経(神経根です)が圧迫される事で痛みや痺れが生じる病気です。

目次

頸椎症について

頸椎症は、怪我や癌などによるモノや先天的なモノではなく、

老化による椎間関節の傷みで症状が現れる状態です。

●骨棘は、刺激が加わる事で刺激に反応して骨が増殖して棘風の突起になったモノです。

加齢による椎間板の変性・摩耗・骨折などの外傷によって、

本来接触するはずがない骨同士が接触する事が刺激に繋がります。

炎症や腫瘍などに生じる場合もあります。

ちなみに骨は、破壊と増殖が行わています。

 

椎間板は、加齢によって変性します。

一般的に20歳以降から変性は始まります。

高齢になると、退行変性が進行して亀裂が入ったり、潰れやすくなります。

脊椎同士の関節部に異常が生じて、脊椎自体に骨棘が発生したり、

靭帯が石灰化や肥厚したりします。

つまり、神経根や脊髄を圧迫に繋がります。

 

頸椎症は、中年以上の人に多く発生している疾患の1つです。

脊椎の変性は頸椎だけではなく、身体を支える腰椎も起こる場合があります。

そして頸椎の変性によって、脊髄症が起こりやすくなります。

神経障害性の痛みや痺れが生じやすく、骨棘が形成される事で脊髄から出入りしている

脊髄神経の出入り口(椎間孔です)が狭くなります。

ほとんどの症状が緩やかに進行するので、頸部、上肢、下肢に広がりやすいです。

脊髄症が続くと、片側だった上肢の痛みや痺れなどが両方に出現する事もあります。

 

脱力感、疲労感、指の感覚以上、繊細な運動がやりにくい巧緻性障害もあります。

つまり、運動機能の低下に繋がります。

頸椎性の脊髄症は、膀胱や直腸の異常が生じて

排尿や排便に支障をきたす排泄障害に繋がります。

 

主な治療方法は、保存療法で頸部を安静する方法があります。

痛みを緩和する薬物療法、神経ブロック療法などもあります。

ちなみに、鍼灸もあります。

●神経ブロック療法は、神経の近くに局所麻酔薬を注射して痛みを抑える治療法です。

頸椎症の流れについて

①加齢で椎間板の変性で椎骨が接触します。

 

②椎骨の刺激によって骨棘が生じます。

 

③骨棘が神経を圧迫する事で痛みや障害が出現します。

 

ちなみに骨変性は、脊椎の他の部分でも起こる場合があります。

頸髄からの神経線維が頸・肩・上肢に分布しています。

つまり、部位に痛みや運動機能障害が生じる事になります。

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