カーゴパンツについて
大海原を駆け抜ける海賊船(貨物船です)が、港にやってきました。
乗組員たちは、ダイヤモンド級の財宝を狙っています。
乗組員が穿いているカーゴパンツは、ポケットがいっぱい付いています。
欲しいモノを収納できるスペース(空間です)が、用意されています。
金貨よりも四次元ポケット風のズボンの方が気になってきましたね。
目次
カーゴパンツについて
カーゴパンツは、膝上の大きなポケットが付いているズボンです。
別名は、6ポケットパンツです。
現在は、カジュアルズボンやファッションズボンなどに利用されています。
具体例はチノ・パンツ、ジーンズ、ミステリー・パンツなどです。
ちなみにカーゴは、貨物です。
大きな特徴は、膝上の左右にマチ付きの大きなポケットがあります。
腰をかがめた時にモノの出し入れがしやすいです。
主なカーゴパンツ生地の原材料についてです。
●綿…吸水性が高いです。
●ポリエステル…耐久性が高い素材です。
主なカーゴパンツの種類について
●ダボダボカーゴパンツ…だぼだぼ感があるカーゴパンツです。
【参考画像】
●チノカーゴパンツ…チノクロス(綾織物です)を使用したカーゴパンツです。
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●クロップドカーゴパンツ…裾丈を短くしたカーゴパンツです。
【参考画像】
●スリムカーゴパンツ…きれいめ仕様のカーゴパンツです。
【参考画像】
カーゴパンツの歴史について
カーゴパンツは、貨物船で乗組員が作業着として使用されるようになりました。
1942年、アメリカ陸軍の空挺部隊(パラトルーパーです)が採用した降下用戦闘服です。
空挺部隊は、パラシュートを装備して航空機から降下するので、バックパックを背負う事はできません。
その後、代用品として大容量を収納できる品(カーゴポケットです)が考案されました。
カーゴポケットは、実用性が高いので戦場で有効活用する事ができました。
ちなみにバックパックは、リュックサックです。
1951年、フィールドジャケットであるM-51が登場しました。
M-51は、アメリカ陸軍の防寒上着です。
1980年、軍事用を取り入れたファッション・スタイルが登場しました。
そして、6ポケット入りのカーゴパンツ、軍パン(軍事用のパンツです)などが広く普及しました。
現在は、カジュアルウェアや作業服として利用されています。
さらにカーキ色、黒色、紺色などが多く採用されています。
カーゴパンツのサイズについて
●股上…股の生地から重なる部分からウエスト上部まで測った値です。
●股下…股の生地から重なる部分から裾下まで測った値です。
●裾幅…裾の端から裾の端まで測った値です。
●ワタリ…股の生地から重なる部分から約2cm程度下辺を直線で測った値です。
●ウエスト…肋骨から縫い骨盤の間のくびれた部分で測った値です。
日本の主なカーゴパンツのサイズ表についてです(参考値です)。
サイズ | 股上 | 股下 | 裾幅 | ワタリ | ウエスト |
---|---|---|---|---|---|
Sサイズ | 約33.0㎝ | 約72.0㎝ | 約21.0㎝ | 約30.0㎝ | 約76.0㎝ |
Mサイズ | 約33.5㎝ | 約72.5㎝ | 約22.5㎝ | 約31.0㎝ | 約82.0㎝ |
Lサイズ | 約34.0㎝ | 約76.0㎝ | 約23.0㎝ | 約32.0㎝ | 約86.0㎝ |
XLサイズ | 約34.5㎝ | 約76.0㎝ | 約23.0㎝ | 約33.0㎝ | 約91.0㎝ |