小惑星について
太陽系の重要な脇役が小惑星です。
一般的に太陽系にある天体の中で惑星と準惑星と衛星以外は小惑星又は彗星です。
そして小惑星は、岩石や鉄などで構成しています。
さらに周囲は、ガスを吹き出していないです。
現在の小惑星は、数十万個発見できています。
目次
小惑星について
小惑星は、太陽系小天体の中で星像に拡散成分がないモノです。
現在で1番大きな小惑星は、パラスです(直径520km、月の1/7程度です)。
主に炭素(C型小惑星に多いです)、ケイ素(S型小惑星に多いです)、
鉄(X型小惑星に多いです)で構成しています。
ちなみにC型小惑星は、アミノ酸が含まれています。
新しい小惑星が発見すると、発見年月に基づいた仮符号を付与します。
その後、観測が行われて軌道が確定する事で小惑星番号(通し番号です)が決まります。
つまり、発見者によって命名します。
具体例は、小惑星 1998 SF36です(S型小惑星です)。
小惑星2万5143番が付与しました(命名はイトカワです)。
小惑星の種類について
①メインベルト小惑星
火星と木星の間を公転しています。
②トロヤ群小惑星
木星と同じ軌道上にあります。
③太陽系外縁天体
海王星よりも遠くにあります。
④近地球型小惑星
地球に接近しています。
小惑星の調査方法について
日本の場合は、はやぶさを採用しています(探査機です)。
推進力は、イオンエンジンを使用しています。
加速は、ゆっくりです。
燃費は、極めて良いです(大量の燃料を積めない探査機に向いています)。
イオンエンジンは、キセノン(気体です)にマイクロ波を当てて、
陽イオンと電子に分解します(電離です)。
そして、陽イオンを電場で加速化します。
噴射口から噴き出させる事によって、推進力を高めます。
電子は、溜まってしまうので、中和器を利用して別の場所から放出する必要があります。
●陽イオンは、マイナスの電荷を持っているイオン(原子や分子です)です。
●電子は、原子内の原子核の周りに分布している負の電荷を持っている素粒子です。
●電離は、原子や分子が正又は負に帯電してイオンになる事です。
●電場は、電荷を持っている粒子の周りにある空間です。
●中和器は、お湯を作る際に発生する酸性の排水を中性に中和する部品です。