旧車の掃除道具について
一般的な旧車は、1980年代程度〜1990年程度の自動車が人気です。
当時の自動車メーカーは、パワーによる競争が広がっていました。
高性能自動車がたくさん登場した時期なのでモータースポーツや
チューニングなどが盛んな時代です。
しかし、令和時代に入ると、自動車の傷みが目立っていきます。
旧車らしさを残したまま綺麗に掃除する方法があります。
つまり、ピカピカにしすぎるのではなく、年式なりの存在感を残す事が重要です。
旧車の掃除道具について
年式が古い自動車は、塗装が弱っています。
磨きすぎると、危険です。
塗装状態を見極めながら作業を行う事が必要です。
そして内装は、素材の耐用年数があります。
無闇に薬剤入りの道具を使用しない事が大切です。
①メンテナンス向けツヤ出しシャンプー
旧車は、水切れが現代の車よりも劣化しています。
ボディに水気が残りやすいです。
つまり、錆の原因に繋がります。
防錆剤入りのシャンプーが向いています。
②スプレー式ツヤ出し剤
純正塗装は、ドアの内側にクリア層が塗られていないので、
部分的に塗膜保護を兼ねて艶出し剤を使用できます。
③皮革向け保護クリーム
ハンドルやステアリングなどの革製品は、硬化やひび割れを防ぐ為に保湿が大事です。
保護クリームは、綺麗にする為だけではないです。
④中性洗剤と歯ブラシ
アルカリ性シャンプーは、弱った塗装が向いていないです。
つまり、中性洗剤が向いています。
コーティング剤みの場合は、コート層を傷める
アルカリ性シャンプーよりも中性洗剤が適しています。
ちなみに歯ブラシは、目地に詰まったワックスを落とす時に便利です。
⑤拭き取り向けタオル
現代の自動車向けタオルよりも普通のタオルが活躍します。
ガラス拭きの場合は、少しの拭き残しや拭いた布から抜けた糸くずが付く事があります。
大まかな拭き取りは、マイクロファイバークロスを使用します。
その後、繊維の抜けが落ち着いている使い古したタオルで
細かい糸屑がガラスに残りにくくする事ができます。
⑥掃除機とマイクロファイバークロス
室内にヤレ感が残ると、汚れている事による必要以上に古さが出てしまいがちです。
シートやフロアマットなどの清掃は、水で湿らせたマイクロファイバークロスが向いています。
表面を擦る風に拭くと、繊維の間に入り込んでいた細かいゴミを掻き集める事ができます。
一般的な掃除の場合は、奥まった部分のゴミが手に追えないからです。
ゴミが繊維に絡んでいるので、掃除機の吸い込む力だけでは取りにくいです。
ちなみにシートベルトは、水を絞ったマイクロファイバークロスが利用できます。