映画の作り方について
tsubasahayashi感動、夢、喜びなどをもたらす映画作品は、時代に即した新鮮な企画を提案して
世の中に最高のエンタテインメントを提供しています。
2016年、映画『シン・ゴジラ』は、興行収入が82億5000万円を超えました。
優れた映画作品に贈呈される日本アカデミー賞の主要部門を総なめにしました。
さらに製作費は、日本映画で最大級です。
映画作品の携わった人は、約1500人です（製作平均の10倍規模です）。
ちなみに興行収入は、映画館の入場料金収入の合計値です。
目次
映画の作り方について
①プロデューサー
映画製作の指揮者です。
映画制作を一緒に製作する人、出演する人、映画を製作する為に必要になる費用を
払う人などの映画を製作する為に必要な様々な人を集める役割があります。
②監督
映画監督制作まで携わります。
③脚本家
脚本を書き終わるまで携わります。
④出演者
撮影中だけ携わります。
⑤宣伝担当者
映画製作が終わってから携わります。
映画プロデューサーの役割について
映画作品を企画する段階から映画の出演者を決めるキャスティング、
撮影や上映などの2次利用（グッズ販売やDVD化などです）、海外展開などの
最初から最後まで映画の中心人物です。
具体例は、ゴジラシリーズです。
1954年、特撮映画で初めて上映しました。
架空の怪獣であるゴジラは、当時社会問題になっていた
太平洋のビキニ環礁で行われた核実験によって誕生した怪獣です。
ちなみに1954年03月01日、ビキニ環礁事件が発生しました。
アメリカ合衆国がマーシャル島のビキニ環礁で水爆実験を行いました。
周辺で漁をしていた日本の漁船（第五福竜丸です）の乗員全員が被爆しました。
プロデューサーが企画を考えて、監督、脚本、出演者を決めていきます。
そして宣伝担当者は、映画の作品世界に没入しすぎない程度で
一歩引いた視点から映画の魅力を伝達します。
基本的にスタッフ、資金集め、キャスティングなどを通じて準備します。
つまり、1年程度の時間を費やします。
撮影段階は、一般的に1か月程度〜2ヶ月程度です。
撮影後の工程は、通常約2ヶ月です。
高いクオリティ作品を製作する場合は、平均値よりも高いスタッフと費用を投入します。
映画ビジネスについて
具体例は、シン・ゴジラです。
元々、ゴジラシリーズに興味を持っている層は、40代男性〜60代男性が中心です。
従来のファン層に認めてもらう事が重要ですが、少しずつ幅広い層に広がっていきました。
そして総監督は、映画監督として活動している庵野秀明さんです。
映画『新世紀エヴァンゲリオン』を手がけた実績によって、多くの人が注目しました。
①応援上映
上映中に映画のシーンに合わせて観客が声援を送る仕組みです。
世代、性別を問わない声援が飛び交う事で上映を重ねる事が期待できます。
つまり、大きな熱狂に繋がります。
②上映ブーム
都会を焦点を当てる事で、サラリーマン（会社員です）が勤めている会社ビルや
知名度が高い看板に対して、ゴジラがビルを薙ぎ倒す事で話題作りに成功しました。
特に親近感の連鎖を行う為に働いている会社が、
弊社や御社などの所属先への心情を動かす事ができます。
●弊社は、自分の所属している会社です。
●御社は、相手が所属している会社です。
