🏠一人暮らしのスタートアップ🏠 〜初期費用と物件契約〜
物件選びは、家賃を抑える事を優先してしまいがちですが、
更新料を含めてトータルコストを把握する事が大切です。
そして賃貸物件の契約の場合は、期間が定められています。
基本的に2年で契約が満了する事が多いです。
そのまま住み続ける場合は、契約の更新料に更新料が必要です。
さらに費用は地域によって様々ですが、家賃1ヶ月分が目安です。
ちなみに火災保険や保証会社の利用がある場合も更新料が必要です。
目次
一人暮らしの初期費用について
●家賃…部屋の持ち主である大家さんに支払う賃貸料金です。
基本的に月額で支払います。
支払方法は持参、振込、引き落としなどがあります。
建物の共有スペースの管理に必要な管理費が込みであるタイプと
ないタイプがあるので、確認しましょう。
●敷金…部屋の持ち主である大家さんに預けておくお金です。
退去時の修繕費の準備金として活用されます。
基本的に修繕費以外は返金されます。
家賃の1ヶ月〜3ヶ月程度が多いです。
最近は、敷金がない物件もあります。
●礼金…部屋の持ち主である大家さんにお礼として支払うお金です。
基本的に返金されません。
家賃の1ヶ月〜3ヶ月程度が多いです。
最近は、礼金がない物件もあります。
●保証金…責任を持つ事の証明として提供するお金です。
部屋を退去する時に引かれて、残りが返金される仕組みです。
基本的に50万円前後が多いです。
ちなみに関西圏は、敷金が保証金です。
●仲介手数料…部屋を紹介してくれたお礼に不動産会社(仲介会社です)に支払うお金です。
基本的に家賃の1ヶ月分に設定されている事が多いです。
●前家賃…契約時に1ヶ月分の前家賃を払います。
基本的に月の途中から入居する場合は、入居する日数分を日割り計算します。
●申込金…物件を押さえる場合にかかる預かり金です。
基本的に一時的に預けるので、申し込みキャンセルすると返金される事が多いです。
●住宅保険料…火事や洪水などに備えた保険です。
納得する保険加入に関する情報や相談をしましょう。
特に火災保険は、家財の損害や大家さんや
近隣への賠償責任が発生する可能性があるので加入が好ましいです。
基本的に1万5000円〜2万円程度です。
ちなみに保険の加入は、不動産会社以外で行っても大丈夫です。
物件の契約について
①物件探し【入居1ヶ月前】
部屋を探します。
入居するまでには、内見や引っ越しなどの多くの手続きが必要です。
希望する入居日から逆算して、1ヶ月前から始めます。
不動産情報サイトやチラシなどで部屋を探します。
②物件の内見や申し込み【入居の3週間前】
条件に合う物件が見つかったら、内見しましょう。
気に入った物件があれば入居希望の申し込みを行います。
③入居審査【申し込みから3日〜7日後】
申込み後、入居できるか審査を受けます。
そして、申込金が求められる事もあるので確認します。
支払い能力があるかなどの入居審査も行われます。
敷金、礼金、仲介手数料、保証人の同意書、印鑑証明、住民書、
印鑑、身分証明書、契約者の収入証明と印鑑証明などを準備します。
3日〜7日程度で審査結果が出るので、契約に必要な書類の準備を始めます。
④物件の契約【入居から2週間前】
基本的に不動産会社から電話で審査結果の連絡が入ります。
必要な書類が揃ったら契約を行います。
契約書や注意事項を確認して、不明な点が残らないようにしっかり再確認しましょう。
契約完了後は、原則としてキャンセルができません。
ちなみに断る場合は、契約前にします(申込金を預けた場合は返却される事が多いです)。
⑤転出届と荷造り【10日〜1週間前】
契約後、入居日も確定します。
住民票を移す場合は、役所で転出の手続きを行います。
スムーズに引っ越しができるように荷造りも始めます。
契約書の控えや領収書は、忘れずに保管します(更新時や退去時などに役に立ちます)。
特に緊急連絡先、家賃の引き落とし日、退去時の条件などは把握しておきたい注意事項です。
ちなみに多くの物件は、ペットの飼育や楽器の使用などの禁止事項があるので、
契約違反にならないように事前にチェックしましょう。
⑥引っ越しと入居【当日】
不動産会社から鍵をもらったら、荷物を運び込む前に新居の状態の確認をしましょう。
ちなみに、近所の挨拶も忘れずに行うと良いです。
契約の際に支払った敷金は、清算金として退去時に返金されます。
しかし、退去時に部屋のクリーニング代が発生する事があります。
クリーニング代は物件によって異なりますが、敷金からクリーニング代が引かれます。
つまり、清算金=敷金-クリーニング代です。