【定期テスト対策】南北朝時代・後醍醐天皇・建武の新政・足利尊氏・室町時代・足利義満・勘定貿易・足利義政・金閣寺・銀閣寺・能楽・歴史【高校入試】
目次
南北朝時代について
南北朝時代は、全国の武士が南北朝に分かれて争っていました。
その後、守護の武士は一国を支配するようになって守護大名(地方の国を支配するようになった守護です)へ成長しました。
1333年、後醍醐天皇さんが足利尊氏さんや新田義貞さんらと一緒に内政混乱していた鎌倉幕府を討伐しました。
●後醍醐天皇…建武の新政を実行した第98代天皇です(南朝初代天皇です)。
鎌倉幕府の政権を握っていた北条氏を打倒する為に計画をして失敗しました。
しかし、足利尊氏さんなどの御家人を味方につけて倒幕に成功しました。
●新田義貞…鎌倉幕府の打倒に貢献した御家人です。
●楠木正成…鎌倉幕府の打倒に貢献した武将です。
●建武の新政…幕府や摂関制度を廃止して天皇や公家を中心とした政治の事です。
しかし、公武の対立で失敗しました。
室町時代について
室町時代は、守護大名の統制が困難だったので財政が不安定でした。
●足利尊氏…1338年に北朝第2代天皇として活動していた光明天皇から
征夷大将軍に任命された室町幕府初代将軍です(北朝です)。
1333年、鎌倉幕府の六波羅探題を陥落させました(鎌倉幕府の崩壊です)。
●足利義満…室町幕府第3代将軍です(北朝です)。
1392年、南朝と北朝の争いを集結させました(南北朝を合一しました)。
1378年、幕府を室町(京都府です)に移しました。
●勘合貿易…1404年に足利義満さんが明(中華人民共和国です)と貿易を開始しました。
そして、勘合(合い札です)が利用されました。
●将軍…軍を指揮して出征する大将です。
●管領…将軍の補佐です。
●侍所…軍事、警察、裁判などを行う中央機関です。
●政所…財政などを行う中央機関です。
●問注所…文書や記録などを行う中央機関です。
●地頭…荘園や公領の管理や年貢の取り立てなどを行う地方機関です。
●守護…国内の軍事や警察などの御家人を統制する地方機関です。
●鎌倉府…関東地方の統治や監視などをする役職です。
室町文化について
室町文化は、簡素で気品な武家文化と公家文化が融合した文化です。
麻・桑・茶などの栽培、鍛冶、鋳物、陶器、西陣の絹織物などの伝統工芸や特産物が盛んに生産されました。
●二毛作…1年の間で2種類の異なる作物を同じ耕地で栽培する事です。
●定期市…月に数回開催される市場です。
鎌倉時代は月3回、室町時代は月6回です。
●座…商工業者の同業者組合です。
貴族や寺社に納税して、仕入れや販売などの独占権や特権を受けて自由に営業を行っていました。
●問丸…港付近の要所に居住していた運送や委託販売などを行う業者です。
●土倉…高利貸し業者や金融業者です。
●惣…村の自治組織です。
●寄合…村の協議機関です。
●金閣寺…足利義満さんが開祖した寺院です(京都府です)。
別名は、鹿苑寺です。
●銀閣寺…足利義政さんが開祖した寺院です(京都府です)。
別名は、慈照寺です。
●足利義政…室町幕府第8代将軍です。
●能楽…日本の伝統芸能です。
●観阿弥…猿楽師です(観世流の始祖です)。
●世阿弥…大和猿楽結崎座の猿楽師です(能役者です)。
●水墨画…墨で表現される墨絵です。
●御伽草子…短編絵入り物語です。
●連歌…多数人で和歌の上の句と下の句を互いに読み合って続けていく形式の歌です。