大麻について
大麻の葉や花穂の乾燥品は、マリファナで有名です。
そして、欧米地域で最も乱用されている物質の1つです。
さらに、世界50カ国以上で医療大麻を合法化しています。
現在は、規制緩和が進行している中、娯楽用としての
大麻の使用は1部の国に限定されています。
嗜好目的や医療目的の大麻が合法な国は、カナダ、ウルグアイ、ドイツです。
ちなみに、1部の地域で嗜好目的の非犯罪化や医療目的で合法化している国は、
アメリカ合衆国、ポルトガル、イスラエル、ベルギー、オーストリア、
オランダ、イギリス、スペイン、フィンランド、大韓民国などです。
大麻について
大麻は、アサ(大麻草です)の花冠や葉を乾燥・樹脂化・液体化させたモノです。
別名は、マリファナ、ポット、ドーブ、草、ハシシ、ウィード、ガンジャです。
主な製品は、乾燥大麻、大麻樹脂(板状や棒状です)、
ハンシュオイル(黒緑色の粘性がある液体です)、大麻軟膏などの成分抽出物などが多いです。
基本的な摂取方法は、乾燥品をパイプや紙巻タバコ風などで吸煙します。
主にパンやキャンディーなどに混ぜて経口摂取、オイルの場合は飲用です。
軟膏は、疾患部位に塗布します。
生体へ及ぼす影響は、化学成分の中で中枢作用を生理活性成分である
THC(テトラヒドロカンナビノールです)があります。
そして吸煙後は、速やかに脳内に移動します。
さらに血中THC濃度は、70mg/mℓ(ナノグラムミリリットルです)
程度〜160mg/mℓ程度です。
●Tetrahydrocannabinolは、カンナビノイドの1種です。
一般的に多幸感を覚える作用があります。
心悸高進、結膜の充血などの変化が生じて、色彩や音の感覚の変容などが発現します。
気分が高揚して、多幸感を感じる場合もあります。
しかし、不安・恐怖・パニックに陥る場合があるので、個人差が大きいです。
精神依存性や身体依存性があります。
大麻の長期間の乱用は、精神依存に陥りやすいです。
乱用を中止する事で易怒性、不安、大麻に対する渇望が生じる事があります。
さらに大麻の使用期間が長期化すると、うつ病や精神疾患発症の危険性もあります。
ちなみに大麻慢性使用者は、大脳皮質領域で脳血流量が減少しています。
海馬の機能に異常が生じて、記憶・注意・判断・認知などに
障害が引き起こる危険性があります。
●精神依存性は、薬物の効果が減弱や消失する事で再び薬物を使用したい苛烈な欲求が生じて、
薬物の使用を繰り返す状態です(薬物依存の本質です)。
●身体依存性は、薬物の効果が減弱や消失する事で鬱や下痢などの離脱症状になりやすいです。
不快な症状を緩和する為に薬物使用へ向かわせたりするので、精神依存を強める状態です。
