配管の接合について

配管は、管、管内流体、保温材の重量、振動、衝撃などに耐えられる構造が重要です。

つまり、配管の曲がり部や分岐部分などの付近は支持を採用しています。

そして継ぎ足しフックを採用すると、管に作用した

振動や衝撃を可動のフックが吸収する事が可能です。

さらに管の伸縮量が大きい場合は、固定支持を採用する事で

起点に管が軸方向に円滑に滑る事ができる受けローラーを設置します。

ちなみに単式伸縮継手の場合は、固定支持金物を起点に管が軸方向に伸縮します。

複式伸縮継手の場合は、継手を起点に管が両側に向かって伸縮します。

配管の接合について

①ねじ接合

管の雄ねじを雌ねじにねじ込んで接続します。

一般的にテーパーねじが採用されています。

●テーパーねじは、ねじの直径が先に向かって小さくなっているネジです。

●平行ねじは、同径のままのネジです(先端部位にパッキンを挟んで止水できます)。

 

②アーク溶接

別名は、電気溶接です。

溶接棒と母体の間に高熱のアーク放電(熱電子放出を主とする放電です)を利用して、

高熱溶接で接続します。

フラックスを分解してシールドガス(保護ガスです)を発生させるので、

保護ガスが必要ないです。

●フラックスは、溶接で使用されている融剤です(被覆材です)。

●シールドガスは、アーク溶接の際に使用されているガスです。

主に溶接中の溶接金属を大気中の酸素や窒素などの有害な成分から保護する事です。

 

③被覆アーク溶接

別名は、手溶接です。

アーク電流があまり変動せずに、安定している溶接です。

消耗電極式(溶極式です)アーク溶接法の1種です。

母材と同材質の金属棒(被覆アーク溶接棒です)を電極として、

心線と母材との間に形成されるアークを熱源にする溶接法です。

 

④イナートガスアーク溶接

不活性ガスを利用する溶接です。

アルゴン、ヘリウム、混合物のイナートガスなどに少量の活性ガスを加えた溶接法です。

電極と材料(母材です)との間にアークを発生させて、

溶接部は電極周囲によってイナートガスを吹きつけて、大気を遮断します。

 

⑤炭酸ガスアーク溶接

シールドガスに二酸化炭素を利用した溶接です。

別名は、半自動溶接です。

つまり、イナートガスの代わりに安価な炭酸ガス使用して溶接します。

そして二酸化炭素は、高温で分解して炭素と酸素に分離するので、

酸素により溶接部への酸化が引き起こります。

現在は、酸化対策を施した炭酸ガス溶接が普及しています。

 

⑥サブマージアーク溶接

別名は、自動溶接です。

自動溶接で大電流で溶接します。

太径ワイヤに大電流を流すので,手溶接よりも能率が高いです。

粒状のフラックスと溶接ワイヤを使用するので、

溶接部に沿ってフラックスを供給して(弁を開くと、自重で発生出します)、

内部にワイヤを供給する事で溶接をします。

 

⑦TIG溶接

シールドガスに不活性ガスのみを利用した溶接です。

溶接材の他に非消耗電極を使用します。

主に空調配管の手溶接で採用されています。

電極にタングステンや酸化物入りタングステンを利用します。

タングステン電極の先端部位は、ほとんど溶融しないです(非消耗電極です)。

溶接は側面から充填棒(溶加材です)を挿入して、充填棒と母材が溶融して接合を行います。

●非消耗電極は、電極を溶かさずに溶接していく方式です。

 

⑧MIG溶接

シールドガスに不活性ガスのみを利用した溶接です。

基本的にメタルを使用した大型溶接です。

溶接ワイヤとして電極線を利用して、先端部位と母材との間にアーク放電を発生させます。

つまり、両者を同時に溶融させて溶接します。

シールドガスに不活性ガスのみを活用して、金属電極棒が溶加材として

送給ローラーで自動的に母材に送り込まれます。

そのまま溶融して溶接します。

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