日本の稼ぐ力について
収入は、職業によって大きく異なります。
同じ業種でも会社によって差が大きいです。
現在は、様々な業種や職種でも女性の賃金が男性よりも低い傾向が高いです。
1952年に施行した男女雇用機会均等法がありますが、
同じ職場で同じ仕事をしている場合は、男女の賃金が同じである必要があります。
しかし、現実的に昇進や技職などの役職に就く機会に差が生じています。
特に30代以降は、女性が出産や育児などで職場を離れたり、
パートタイム(パートです)で働いたりして平均年収が低くなりがちです。
目次
日本の稼ぐ力について
業界によって稼ぐ力が違っていきます。
インフラ業に近い業界は、景気の変動を受けにくく、
一定の売上高を維持できるので収入が高い傾向があります。
しかし、サービス業は、アルバイトやパートなどで
働いている人が多いので年収が低くなりがちです。
基本的に50代男女と60代男女の給与が多いです。
最近は、年齢による収入差が縮まってきています(成果主義が増えているからです)。
以前は、経験や年齢とともに収入が増加していました。
業界名 | 平均給与・平均手当 | 平均賞与 |
---|---|---|
電気業、ガス業、水道業、熱供給業 | 588万円 | 128万円 |
金融業、保険業 | 485万円 | 154万円 |
情報通信業 | 470万円 | 105万円 |
教育業、学習支援業、専門サービス業、技術サービス業 | 408万円 | 93万円 |
製造業 | 396万円 | 94万円 |
建設業 | 410万円 | 58万円 |
複合サービス業 | 342万円 | 83万円 |
不動産業、物品賃貸業 | 373万円 | 51万円 |
運輸業、郵便業 | 363万円 | 52万円 |
医療業、福祉業 | 332万円 | 56万円 |
卸売業、小売業 | 311万円 | 47万円 |
サービス業 | 306万円 | 40万円 |
農林水産業、鉱業 | 267万円 | 40万円 |
飲食業、宿泊業 | 221万円 | 16万円 |
業界平均値 | 356万円 | 65万円 |
年齢別の日本の稼ぐ力について
2005年、平均給与は437万円です(前年比-0.5%です)。
2006年、平均給与は435万円です(前年比-0.4%です)。
2007年、平均給与は437万円です(前年比+0.5%です)。
2008年、平均給与は430万円です(前年比-1.7%です)。
2009年、平均給与は406万円です(前年比-5.5%です)。
2010年、平均給与は412万円です(前年比+1.5%です)。
2011年、平均給与は409万円です(前年比-0.7%です)。
2012年、平均給与は408万円です(前年比-0.2%です)。
2013年、平均給与は414万円です(前年比+1.4%です)。
2014年、平均給与は415万円です(前年比+0.3%です)。
2015年、平均給与は420万円です(前年比+1.3%です)。
年齢層別 | 男性平均給与 | 女性平均給与 | 男女平均給与 |
---|---|---|---|
19歳以下 | 158万円 | 103万円 | 132万円 |
20歳〜24歳 | 271万円 | 233万円 | 253万円 |
25歳〜29歳 | 383万円 | 306万円 | 352万円 |
30歳〜34歳 | 451万円 | 307万円 | 397万円 |
35歳〜39歳 | 510万円 | 299万円 | 432万円 |
40歳〜44歳 | 567万円 | 294万円 | 461万円 |
45歳〜49歳 | 626万円 | 292万円 | 486万円 |
50歳〜54歳 | 670万円 | 296万円 | 509万円 |
55歳〜59歳 | 652万円 | 278万円 | 491万円 |
60歳〜64歳 | 479万円 | 220万円 | 372万円 |
65歳〜69歳 | 378万円 | 194万円 | 301万円 |
70歳以上 | 368万円 | 217万円 | 304万円 |
年齢層平均値 | 521万円 | 276万円 | 420万円 |