日本漢字能力検定協会が今年の漢字『密』発表【2020年】

2020年12月14日、公益財団法人日本漢字能力検定協会が、

京都府内にある清水寺『奥の院』で今年の漢字『密』を発表しました。

そして、清水寺の貫主である森清範さんが揮毫しました。

さらに今年の漢字は、1字を選出してその年の世相を表す字として漢字一字を選ぶイベントです。

ちなみに密は、隙間がない事です。

目次

今年の漢字『密』発表【2020年】について

2020年の漢字は、『密』に決まりました(第26回今年の漢字です)。

主催者は、公益財団法人日本漢字能力検定協会です。

今年の漢字は1年間の出来事を清めるとともに、

明るい新年を迎えていくという願いが込められています。

開催期間は、2020年11月01日~同年12月06日までです。

2020年の世相を表す漢字として全国各地などから募集しました。

ちなみに今年の漢字は、日本漢字能力検定協会によって商標登録がされています。

 

第1位に輝いた『密』は2万8401票でした。

ちなみに、応募総数は20万8025票です。

主な理由は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた1年です。

世界的に新型コロナが流行して、年初から現在に至るまで日々の活動が制約された年です。

2020年01月、日本で最初の感染者が発表されて以降、

不特定多数の人が接触する恐れを避ける事が日本政府から要請をされました。

自治体からは、3密(密閉、密集、密接です)の言葉が発信されました。

多くの人々が、常に密を意識した発言が大きな影響を及ぼした語です。

今年の漢字【2020年】について

順位 漢字 応募総数
第1位 2万8401票
第2位 1万3655票
第3位 1万369票
第4位 9882票
第5位 7037票
第6位 6865票
第7位 5200票
第8位 5062票
第9位 4840票
第10位 4082票

 

私は、感染症が大きな災害に匹敵する出来事だと思っています。

新型コロナは、大切な人との繋がりが再確認する機会でした。

密を避ける為に、住宅勤務やオンライン飲み会などを通じて、

映像やバーチャルでコミュニケーションをするようになりました。

よりインターネットを利用する人々が増加した大きな1年です。

リモート会議やライブ配信などのネットを活用したサービスが目立ちました。

歴代の今年の漢字について

開催年 漢字 応募票数 応募総数
2001年 2285票 3万6097票
2002年 3518票 6万144票
2003年 1万7709票 8万7410票
2004年 2万936票 9万1630票
2005年 4019票 8万5322票
2006年 8363票 9万2509票
2007年 1万6550票 9万816票
2008年 6031票 11万1208票
2009年 1万4093票 13万1305票
2010年 1万4537票 28万5406票
2011年 6万1453票 49万6997票
2012年 9156票 25万8912票
2013年 9518票 17万290票
2014年 8679票 16万7613票
2015年 5632票 12万9647票
2016年 6555票 15万3562票
2017年 7104票 15万3594票
2018年 2万858票 19万3214票
2019年 3万427票 21万6325票
2020年 2万8401票 20万8025票

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