日本漢字能力検定協会が今年の漢字『令』発表【2019年】

2019年12月12日、公益財団法人日本漢字能力検定協会が、

京都府内にある清水寺『奥の院』で今年の漢字『令』を発表しました。

そして、清水寺の貫主である森清範さんが揮毫しました。

さらに今年の漢字は、1字を選出して

その年の世相を表す字として漢字一字を選ぶイベントです。

令は、新元号である令和に紐づいていて日本最古の歌集である万葉集からの出典です。

ちなみに、1995年12月頃から開始されました。

目次

今年の漢字『令』発表【2019年】について

2019年の漢字は、『令』に決まりました(第25回今年の漢字です)。

主催者は、公益財団法人日本漢字能力検定協会です。

今年の漢字は1年間の出来事を清めるとともに、

明るい新年を迎えていくという願いが込められています。

開催期間は、2019年11月01日~同年12月05日までです。

2019年の世相を表す漢字として全国各地などから募集しました。

ちなみに今年の漢字は、日本漢字能力検定協会によって商標登録がされています。

 

第1位に輝いた『令』は3万427票でした。

ちなみに、応募総数は21万6325票です。

主な理由は新天皇即位による新元号決定、新たな時代の幕開けを告げる言葉、

法改正による消費税増税、闇営業や脱税などの芸能界の不祥事、避難命令、

法令順守などが重視された年です。

天皇の譲位による明るく迎えられた新元号として新時代の希望を託した語です。

今年の漢字【2019年】について

順位 漢字 応募総数
第1位 30427票
第2位 14850票
第3位 10281票
第4位 7749票
第5位 7302票
第6位 7029票
第7位 6247票
第8位 5996票
第9位 5101票
第10位 4142票

 

私は、毎年発表されている今年の漢字を世の中を表している語だと思っています。

1年間を通じて、日本で流行った出来事や日本で起きた社会問題などの

その年に関係がある漢字が選ばれています。

平成時代から令和時代に変わって、時代の流れを知るきっかけや

過去の事例や歴史を再確認できる身近な年表です。

トレンドを把握した時は、漢字を見ると分かりやすいです。

歴代の今年の漢字について

開催年 漢字 応募票数 応募総数
2001年 2285票 3万6097票
2002年 3518票 6万144票
2003年 1万7709票 8万7410票
2004年 2万936票 9万1630票
2005年 4019票 8万5322票
2006年 8363票 9万2509票
2007年 1万6550票 9万816票
2008年 6031票 11万1208票
2009年 1万4093票 13万1305票
2010年 1万4537票 28万5406票
2011年 6万1453票 49万6997票
2012年 9156票 25万8912票
2013年 9518票 17万290票
2014年 8679票 16万7613票
2015年 5632票 12万9647票
2016年 6555票 15万3562票
2017年 7104票 15万3594票
2018年 2万858票 19万3214票
2019年 3万427票 21万6325票

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