【雑学】利用価値の変化、石鹸とハンドソープの違いについて【ハヤシマイル】
石鹸とハンドソープは、殺菌効果の違いはほとんどないです。
しかし製品によって違いがあります。
基本的にハンドソープや石鹸が菌・ウイルスに対して
効果を発揮しやすい方法は、主に2つに分類されています。
①洗浄による除菌効果
石鹸成分(界面活性剤です)で汚れ・菌・
ウイルスを浮かせて、水で物理的に洗い流す事です。
②殺菌成分による殺菌効果
イソプロピルメチルフェノールを含んだ特定の殺菌剤で
菌を殺したり、増殖を抑えたりする事です。
そして一般的な石鹸やハンドソープは、主成分がせっけん素地や界面活性剤です。
つまり、殺菌成分は含まれていないです・・・
しかし、正しい手洗いで菌やウイルスの95%(パーセントです)以上を除去できます。
実は、ハンドソープと石鹸は大きな違いがあります。

【雑学】利用価値の変化、石鹸とハンドソープの違いについて【ハヤシマイル】について
石鹸とハンドソープの違いについて
薬用石鹸と薬用ハンドソープ→殺菌効果と除菌効果があります。
殺菌成分の具体例は、イソプロピルメチルフェノール、IPMPなどです。
通常の石鹸やハンドソープは、物理的に洗い流す除菌効果は十分に高いです。
つまり、感染症予防に有効です。
特定の殺菌成分が配合されている薬用製品は、さらに高い殺菌効果が期待できます。
一般的な菌やウイルス対策は、通常の石鹸やハンドソープで十分です。
固形石鹸のメリット→主に3つあります。
①高い洗浄力
純石鹸成分の含有量が高いので、洗浄力が優れています。
②コストパフォーマンスが良い
水分が少ないので、少量で長持ちして比較的安価です。
③成分がシンプル
石鹸素地以外の添加物が少ない製品が多いので、肌への負担が少ない傾向があります。
固形石鹸のデメリット→主に3つあります。
①泡立てに手間がかかる事
泡立てる際に時間と技術が必要です。
②衛生面で懸念がある事
不特定多数が使う場合は、石鹸の表面に前の使用者の汚れや菌が残る可能性があります。
③管理に手間がかかる事
使用後に水気を切らない事で溶けやすく、石鹸置き場のぬめりや汚れの原因に繋がります。
液体ハンドソープ・泡ハンドソープのメリット→主に3つあります。
①利便性
ポンプを押すだけで使えます。
泡タイプは、泡立てる手間が不要なので簡単に洗えます。
②衛生的
ボトルで管理されるので不特定多数が使っても、石鹸本体に直接触れずに衛生的です。
②薬用タイプを選びやすい事
殺菌成分や保湿成分が配合された製品を選びやすいです。
液体ハンドソープ・泡ハンドソープのデメリット→主に3つあります。
①洗浄力が少し劣ります。
石鹸成分が水で薄められているので、固形石鹸よりも洗浄成分の濃度が低いです。
②コストパフォーマンスが劣ります。
特に泡タイプは、液体タイプよりも石鹸成分の濃度が低く、割高になりやすいです。
③添加物が多い場合がある事
泡立ちや使用感を高める為に、合成界面活性剤・
香料・防腐剤などが含まれている場合があります。
このように、使用目的によって洗浄タイプが異なります。
洗浄力と肌への優しさを重視する人は、固形石鹸が向いています。
手軽さと衛生面を重視する人は、泡ハンドソープが向いています。
強い殺菌効果を重視する人は、殺菌成分配合がある薬用ハンドソープが向いています。
