ビタミンCについて

体内に吸収されやすいビタミンとして有名なビタミンCは、

たくさん摂取しても余った分が尿として排出されていきます。

そして体内は、生成されないので毎日摂取したいビタミン群です。

さらにストレスが多い人は、ビタミンCの消耗が激しい事が多いです。

特に精神的ストレス、環境的ストレス、喫煙、アルコールなどによって、

通常よりもビタミンCが必要になってきます。

目次

ビタミンCについて

ビタミンCは、美肌効果があるビタミン群です。

大きな特徴は、体の老化を防ぐ抗酸化ビタミンや

ストレスや活性酸素から体を守るなどの働きがあります。

そして摂取し過ぎると、過剰症の心配が少ないです。

サプリメントなどを大量摂取すると、下痢や嘔吐などに繋がります。

 

さらに不足し過ぎると、疲れやすくなったり、感染症に掛かりやすくなったりします。

不足状態が続くと、壊血病に発展していきます。

ちなみに壊血病は、血管が脆くなって歯ぐきや内臓から出血して、

やがて死に至る病気です。

子どもの場合は、骨の発育が悪化していきます。

ビタミンCの特徴について

たんぱく質の約30%(パーセントです)を占めるコラーゲンは、

細胞と細胞をしっかりと結び付けて、皮膚や血管などの器官を丈夫に保つ働きがあります。

そしてコラーゲンが合成される時に必要なビタミンCは、

衰えた肌のハリや歯茎からの出血などを防ぐ要因になります。

 

ビタミンCは、ストレス対策として注目されています。

ストレスを感じると、アドレナリンを放出して体内が防衛態勢に入ります。

防衛態勢で大量のビタミンCを消費されるので、ビタミンC不足に陥りがちに繋がります。

そして免疫力を高める作用もあるので、風邪を引きにくくなる作用があります。

体内に侵入した病原体を攻撃するのは血液中の白血球です。

ちなみにビタミンCは、白血球の働きを強化します。

ビタミンCの豆知識について

ビタミンCは、抗酸化作用があるので老化の原因である活性酸素から

細胞や組織を守りやすくなります。

血管の老化によって起こる動脈硬化や脳卒中などを予防してくれます。

さらにニトロソアミンなどの発癌性物質の予防なども期待されています。

主にビタミンCは、野菜や果物に多く含まれています。

同じ野菜や果物でも旬の時期に収穫された野菜や果物の方が、

ビタミンCが豊富に含まれています。

100g中の主なビタミンC含有量について

食品名 ビタミンC含有量
赤ピーマン 170mg(ミリグラムです)
菜の花 130mg
ブロッコリー 120mg
レモン 100mg
キウイ 69mg
ネーブルオレンジ 60mg
じゃがいも 35mg
さつまいも 29mg

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