美肌について
毎日お手入れをしているお肌がうまく活かす事によって、美肌を実現しやすくなります。
肌の綺麗な人は、肌の事を大事にしています。
年齢を重ねても、みずみずしく透明感のある肌を保つ事や
肌トラブルを抱えている事などの美しさを発揮するのは難しいモノです。
しかし美容情報が多い中、トラブルを招いた人も多いです・・・
実は、美しく生まれ変わる肌のパワーを知るきっかけになれる日が来ました。
目次
美肌について
美肌は、透明感のある肌の事です。
大きな特徴は、皮溝が細かく刻み込まれていて皮丘がふっくら規則正しく並んでいる状態の事です。
肌の乾燥と肌への摩擦によって、肌荒れになりやすくなります。
そして、皮溝が細いと肌表面の凹凸が目立ちにくくなって、
皮丘がふっくら均一に並んでる状態なので毛穴も目立ちにくくなります。
さらに皮丘が整っていると、光をよく反射するので透明感も生まれます。
ちなみにキメが整っている事で、化粧水の浸透が良くなってファンデーションも効果的に反映します。
●皮溝…肌内にある細い網目状の溝です。
●皮丘…皮溝によって分けられて盛り上がっている部分です。
肌の機能について
肌は、
①保護機能…肌の中で1番重要な機能です。
紫外線や細菌などの異物の侵入や乾燥から身体を防ぐ効果があります。
骨や筋肉を保護もします。
②伝達機能…感覚、触覚、温冷覚などの感覚点が集中しています。
感情に関する情報を脳に伝える事で、身体を防ぐ行動をする事ができます。
③排出機能…汗、脂、有害物質などを排出します。
肌の潤い物質である細胞間脂質を生み出して、紫外線を浴びてビタミンDを合成する作用があります。
呼吸もしていています。
④体温調整機能…汗を出して気化熱で身体に熱が溜まらないように調節をしています。
熱を放出するのを防ぐ効果があります(体温をコントロールする為です)。
人の身体は、血管を収縮したり拡張したりして体温を一定に保っています。
肌の基礎知識について
美肌を形成する最も重要な部位は、表皮と真皮です。
●表皮…保護作用があります(肌の潤い効果に影響します)。
基本的に角層、顆粒層、有棘層、基底層で構成されています。
●真皮…体温調節作用があります。
基本的にコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンで構成されています。
毛細血管が通っているので、栄養や酸素などを受け取って老廃物や二酸化炭素などを排出します。
●皮下組織…脂肪細胞です。
外部からの衝撃を和らげる作用があって、体温を保つ断熱材の働きがあります。
リンパ管が通っているので、栄養分や老廃物の受け渡しの場になっています。
●コラーゲン…真皮のほとんどを占めている部位です。
●ヒアルロン酸…水分を抱え込む部位です。
●エラスチン…コラーゲンを束ねている弾力性がある部位です。
肌を老化させるポイントについて
●紫外線…乾燥、シミ、たるみなどの様々なトラブルを引き起こします。
ほとんどの肌老化の原因になっています。
主な予防策は、日焼け止めや肌の露出度を控える事です。
①A波(UVAです)は、真皮まで届いてシワやたるみの原因を作ります(光老化です)。
コラーゲンやエラスチンに悪影響を与えます。
メラニン色素を酸化させて、肌色を黒くする作用があります。
ちなみに、太陽から届く紫外線のほとんどを占めています。
②B波(UVBです)は、表皮を刺激して日焼けやシミの原因を作ります。
表皮にあるメラノサイトを刺激して、シミの原因であるメラニン色素を生成します。
表皮細胞やDNA(デオキシリボ核酸です)を傷つけます。
③C波(UVCです)は、大気中のオゾン層で吸収されるので肌に影響を与えにくいです。
●酸化…活性酸素がタンパク質やDNAを傷つけます。
乾燥、シミ、たるみ、くすみなどの肌老化に影響を及ぼします。
活性酸素の発生例は呼吸、紫外線、喫煙、汚染された空気、ストレス、激しい運動などです。
主な予防策は、抗酸化物質(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどです)を多く摂取する事です。
●糖化…タンパク質と糖(グルコースです)が結びついたAGEs(糖化産物です)です。
コラーゲンやエラスチンなどのタンパク質が糖と結ぶつく事で、
固まって弾力性やハリが失われてシワやたるみなどを引き起こしやすくなります。
ちなみにAGesは、分解しにくいので年々肌に蓄積されるのでシミの原因になります。
糖化が進行すると、酸化に繋がります。
主な予防策は、炭水化物や糖分が多い食品を控える事です。