大根について
冬に近づいてくると温かい食べ物が食べたくなります。
コンビニにおでんが煮込んでいる風景を想像がしやすい大根は、
胃腸環境を整えてくれる栄養価が高い野菜です。
冷風に耐え凌いできたダイコンは、根よりも葉の方が栄養がたっぷり含まれています。
ちなみに、季節に応じて食材を調達をする事がしやすいので家庭菜園に最適な植物です。
目次
大根について
大根は、アブラナ科の植物です(1年草や年越草です)。
アブラナは、被子植物の1部です。
大きな特徴は、薬野菜です。
消化酵素があるので解毒作用や血栓防止作用などに有効です。
低カロリーな野菜なのでダイエット食品として利用されています。
ビタミンCが豊富に含まれています。
葉付きダイコンはそのままの状態で保ち続けると栄養価が低下するので、
葉を切り落として密封保存します。
そして、白い円柱状の根です。
葉は長く、ヨーロッパ諸国で栽培が開始された野菜です。
ちなみに春の七草の1つです(すずしろです)。
さらに肥大化した根や種子から油を採るなどの食用向けの野菜です。
緑黄色野菜に分類されていて、淡色野菜で有名です。
地中海地方や中東地域で栽培が始まって、
古代エジプト時代に建設労働者向けの食料として使用されていました。
その後、ユーラシア大陸へ伝達されるようになりました。
ちなみにダイコンは、葉に近い程甘いです。
大根の作り方について
美味しい作り方は、大根の特徴を利用する事がポイントです。
あっさり感がある淡白な大根は、肉類や魚介類と相性が良いです。
①大根は1/2本、大根の茎は60g(グラムです)、豚肉は200g、長ネギは大さじ4、お酒は大さじ3、
片栗粉は大さじ2、赤みそは大さじ1、にんいくは小さじ1、砂糖は大さじ1/2、塩は大さじ1、
醤油は大さじ3、サラダ油は大さじ1、ごま油は大さじ1/2、豆板醤は小さじ1です。
②大根は皮を剥いて縦4等分に切って、1口大の乱切りにします。
③大根の茎は、約8㎜(ミリメートルです)程度に切っていきます。
④鍋にサラダ油を入れて中火で熱します。
⑤その後、豚肉を入れて炒めていきます。
⑥肉の色が変わってきたら大根を入れていきます。
⑦肉と油が馴染んで来たらにんにくと長ねぎも入れて炒めます。
⑧豆板醤、味噌、砂糖、お酒を入れていきます。
⑨水1カップを加えて煮立ってきた時点で蓋をして弱火で約15分程度煮ります。
⑩煮込んだ後、醤油を入れて再び約10分程度煮込みます。
⑪大根の茎を入れて倍量の水で溶いた片栗粉を入れてとろみを付けていきます。
⑫ごま油を振って仕上げていきます。
⑬器に移して完成です(4人分です)。