美肌をつくる栄養素について
食事と生活習慣の改善から美肌が形成されていきます。
健康で美しい肌を作る為には、表面のスキンケアだけではなく、
内側のケアとメンテナンスが重要です。
そして肌と身体は、密接な関係になっていて美肌の近道に繋がります。
さらに、日々の生活を見直して健康的な素肌美人を目指していきましょう。
ちなみに女性の場合は、ホルモンバランスの周期によってお手入れ方法も変わります。
美肌を作る栄養素について
美肌を作る3大栄養素は炭水化物、たんぱく質、脂質です。
特にたんぱく質は身体の構成成分、酸素、ホルモン生成などに関係しています。
新陳代謝を高めて、健康的な美肌を作り上げる基礎栄養素です。
●油…血液をサラサラにしてくれます。
脂肪を燃焼させる効果(ごまオイルや鯖などです)や
熱に強く酸化しにくい効果(オリーブオイル、ココナッツオイルなどです)があります。
主な食材はオリーブオイル、ココナッツオイル、えごまオイル、亜麻仁オイル、鮪などです。
●発酵食品…善玉菌を増殖させて、腸内環境を整えてくれます。
便通を良くして、肌荒れ防止に働きます。
ちなみに善玉菌は、オリゴ糖や食物繊維を主食としています。
主な食材は味噌、キムチ、ヨーグルト、納豆、ぬか漬けなどです。
●フィトケミカル…強い抗酸化物質を持っていて、
生活習慣病やアンチエイジングなどの改善に期待できます。
ポリフェノールなどの植物性化学物質です。
ちなみにポリフェノールは、チョコレートや緑茶などに含まれています。
主な食材はブルーベリー、大豆、蕎麦、きのこ、生麦などです。
●食物繊維…体内の不要なモノを排出する事で便秘や大腸ガンの予防が期待できます。
腸内環境を整う事で、体温が上がって新陳代謝が高まります。
免疫力がつきやすい効果もあります。
主な食材は玄米、大豆、大麦若葉、さつまいも、ごぼうなどです。
●マグネシウム…酸素の働きをサポートして、摂取した栄養がエネルギーになるのを
スムーズにする働きがあります。
骨の形成や精神の興奮を抑えたり、血管の収縮を抑えて血流を促進する効果が期待できます。
主な食材はアーモンド、大豆、ひじき、納豆、玄米などです。
●ビタミンA…目、皮膚、粘膜などを丈夫にして免疫力を高める働きがあります。
抗酸化作用があるので、活性酸素を除去してくれます。
油と一緒に摂取すると吸収力が高まります。
主な食材はレバー、人参、うなぎ、かぼちゃ、大麦若葉などです。
●ビタミンB…効率良くエネルギーに変える働きがあります。
炭水化物、たんぱく質、脂質などの代謝に関係しています。
皮膚や粘膜を正常に保つながら、肌トラブルから守ってくれる作用があります。
主な食材は豚肉、納豆、レバー、玄米、うなぎなどです。
●ビタミンC…肌の潤いとハリを保つコラーゲンの生成に必要なビタミン群です。
コラーゲンと一緒に摂取すると吸収率が高まります。
ストレス、喫煙、飲酒などによって、消費されやすいのでこまめに摂取する方が良いです。
鉄の吸収を高めて、貧血予防に期待できます。
主な食材はブロッコリー、柿、さつまいも、菜の花、赤パプリカなどです。
●ビタミンE…体内の酸化を防ぎ、動脈硬化などの生活習慣病予防に期待できます。
臓器や皮膚の老化防止に役立ちます。
血行促進をサポートしてくれたり、冷え性や肩こりなどの予防や改善に効果があります。
主な食材はアーモンド、油、サーモン、かぼちゃ、ツナ缶などです。